冷房の効きすぎで頭痛!?「冷房病」の原因と対策

意外な冷房と頭痛の関係。冷房が効いている部屋で長時間過ごす。冷房の効いている場所と効いていない場所を頻繁に往復。頭痛や倦怠感、肩こりなどの不調が出ることがあります。この症状は「冷房病」「クーラー病」と呼ばれています。

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冷房で頭痛がするのは「冷え」が原因

暑い日が続くと、体は熱を逃がそうと汗をかいて熱を放出する習慣が身に付いています。そのため、冷房が効いた部屋で長時間過ごすと体を冷やし過ぎてしまいます。この「冷え」が、頭痛を起こす原因です。

身体が冷えることで、全体の血のめぐりが悪くなります。結果上半身の血行も悪くなり、頭痛が続くような頭痛が起こりやすい状態に。また、寒さから水分代謝が悪くなり頭痛の一因となることも。

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他にも、通常体温を適切に保つための指令を行っている自律神経が、冷房と外の寒暖差によって乱れ、身体の異常につながります。

夏の適切な空調と、体を冷やさない工夫で対策を

●適切な室温を保つ。または衣類で調節を

体を冷やし過ぎない適切な室温は25~27℃。温湿度計などを置いてエアコンの設定温度を調節するようにしましょう。

もし、オフィスなどで自分で調節できない場合は衣類で対策をしましょう。ひざ掛けなどもおすすめです。末端や露出部分から体を冷やさないことが大切です。また、出入りが多いオフィスや、店内などでは設定温度が低いことが多いです。そういった環境に長時間居る必要がある人は、腹巻やカイロもおすすめですよ。

●適度な運動で体のめぐりを良くする

デスクワークでも、ストレッチなどで身体から熱量を発することができます。また、日常生活の適度な運動ではクーラー病への抵抗力もつきます。

1日20分程のウォーキングや筋トレがおすすめです。

室内でも簡単にできるエクササイズは下記の動画などにまとめられています。是非参考にされてみてください。

●湯船に浸かる

冷房 頭痛 入浴

夏はシャワーだけという方も多いかもしれません。「冷え」の改善面からいうと1日に一回身体を温めると◯。リラックスする時間をとることをおすすめします。熱いお風呂ではなく、ぬるめ(38~40℃)にゆっくりとつかりましょう

まとめ

夏になって、頭痛がひどくなったという人は冷房病を疑ってみましょう。温湿度計で室温を見える化し、適切な設定温度に。体を冷やさないようしっかり対策を。自律神経を整えるための入浴や運動を日常生活に取り入れていきましょう。運動の際は、朝夕や夜など涼しい時間帯を選び熱中症に注意しながら行ってくださいね。

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