腕・肘の関節痛が痛い。原因と対策を解説

「激しい運動をしていないのに腕の関節が痛い」「肘を動かすと激痛が走る……。」
このような悩みを抱えていませんか?

肘を痛めるのは運動をしている方が多い傾向にあります。実は、それ以外の方でも痛みが出ることは珍しくありません。また、原因も怪我がきっかけだったり病気を伴っていたりなどさまざまです。

本記事では腕の関節痛の原因について解説していきます。腕や

の痛みがある方はぜひ最後までチェックしてみてください。

腕の関節痛が痛い主な原因3つ

腕の関節痛は突発的なものや長期にわたるものまでさまざまです。例えば、運動で腕を酷使する時に痛みが出る方もいれば、仕事や日常生活のちょっとした動作などで痛む人も。

腕 関節痛 痛い

腕の痛みは、主に以下3つが原因となっています。

  1. 上腕骨外側上顆炎
  2. 上腕骨内側上顆炎
  3. 変形性肘関節症

それぞれの症状や治療方法などを解説してます。

上腕骨外側上顆炎

上腕骨外側上顆炎じょうわんこつがいそくじょうかえんとは、肘の外側(親指側)の関節に痛みが出る病気です。

別名テニス肘とも言われていて、肘の外側を酷使する方に多発します。日常生活ではタオルを絞ったりドアノブをひねったりなど、手首を使う動作をしたときに激痛が走るのが特徴。

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整形外科などの医療機関では、以下のような治療を行います。

  • 肘を動かさないように安静にする
  • 手首や指のストレッチをする
  • 湿布や塗り薬などを使用する
  • テーピング
  • 衝撃波治療
  • 局所麻酔とステロイド注射

なお、痛みが強かったり長引いたりするときは手術での治療になるので、早めに対処していきましょう。

上腕骨内側上顆炎

上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)とは、肘の内側(小指側)の関節や腱に痛みが出る病気です。

こちらは別名野球肘またはゴルフ肘とも言われていて、肘の内側を酷使する方に多発

腕を内側に引く動作をしたときに痛みが出やすく、上腕骨外側上顆炎と同様に痛みが強い場合は、以下の治療法以外にも手術が適用されます。

  • 肘を動かさないように安静にする
  • 手首や指のストレッチをする
  • 湿布や塗り薬などを使用する
  • テーピング
  • 衝撃波治療
  • 局所麻酔とステロイド注射

基本的には上腕骨外側上顆炎と同じ治療法で痛みを抑えるので、早めに医療機関を受診してくださいね。

変形性肘関節症

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長期間肘に負担がかかることで発症する変形性肘関節症。その名の通り肘関節が変形する病気で、肘の曲げ伸ばしができなかったり薬指・小指がしびれていたりなどの症状が現れます。

主に肘への過度な負荷による関節軟骨のすり減りが原因。軟骨が肥大するとトゲのような骨棘(こつきょく)ができることも。

治療法は、痛みの強さや日常生活への影響などで決めることがほとんどです。生活に支障がなければ肘を固定する保存療法や薬物療法が適用され、痛みが強い場合は手術適用となります。

まとめ:腕の痛みがひどくなる前に医療機関を受診しよう

腕は日常生活でもよく使う部位なので、痛みがあると生活の質が低下しかねません。

初期は薬や注射で対処できますが、ひどくなると手術となります。

手術は精神的にも金銭的にも負担がかかるので、痛みを感じたらなるべく早く医療機関を受診するよう心がけてくださいね。

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