「肩こりがつらい……。」「なんとか緩和する方法はないのかな…?」
このような悩みを抱えていませんか?
リモートワークが多くなったこともあり、デスクワークやスマホ操作が増えて肩こりがひどくなっている方が増えています。長時間前かがみで作業をしていると首や肩に負担がかかり、日常生活に影響を及ぼしかねません。本記事では、肩こりになりにくい姿勢について解説します。
つらい肩こりが続いている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
肩こりは普段の姿勢が原因?
肩こりがひどくなってしまうのは、普段の姿勢の悪さが主な原因です。
パソコンやスマホを操作するときに頭が前に出てしまうので、支えている首に負担がかかります。
成人の頭の重さはボウリング玉(約5~6.4㎏)と同じぐらいの重さ。それだけの重さを首や肩が支えているとなると、負担がかかるのもうなずけますよね。
できるだけ負担をかけないためにも、普段の姿勢を改善していく必要があります。
あなたは大丈夫?肩こりになりやすい姿勢をチェック
まずは、肩こりになりやすい姿勢になっていないかチェックしていきましょう。
どれか1つでも当てはまったら肩こりになりやすい姿勢になっているかもしれません。
1,立った状態であごやお腹が前に突き出し、背中が丸まっている
2,座った状態でも同様に、あごが突き出し背中が丸まっている
3,壁に背中をつけるように立つと、後頭部が壁につかない
参照:第一三共ヘルスケア『現代特有の肩こり・腰痛の種類と対策』
中には姿勢を正そうとして胸を前に突き出し、腰をそらせてしまう方がいますがこれは逆効果なので注意してくださいね。
肩こりになりにくい姿勢はこれ!ポイントも解説
まずは肩こりになりにくい正しい姿勢を解説していきます。
正しい姿勢とは真横から見たときに耳や肩、骨盤、かかとが一直線に並んでいる状態です。
①肩こりになりにくい立ち姿勢のポイント5つ
- おへその下に力を入れ腹筋を意識する
- お尻の穴をきゅっとしめるように力を入れる
- 天井から頭のてっぺんが糸でつられているイメージでまっすぐ背中を伸ばす
- 肩の力を抜き胸を張る
- あごを少し引く
肩こりになりやすい姿勢のように、あごが前に突き出していると、このバランスが崩れてしまうので注意しましょう。
②肩こりになりにくい座り姿勢のポイント5つ
- おへその下に力を入れ腹筋を意識する
- 背もたれがある椅子の場合、お尻は背もたれにつけ深く座る
- 背もたれは使わずに座る
- 天井から頭のてっぺんが糸でつられているイメージで、まっすぐ背中を伸ばす
- 脚を組まない
座っている状態でも耳から骨盤まで一直線になるのが理想です。
デスクワークや作業をするときは、前かがみにならないようにパソコン台などを使用し、目線の高さを調節しましょう。
参照:ルネサンス『肩こり解消は普段の姿勢から!肩こりを悪化させる姿勢・正しい姿勢』
きれいな姿勢をキープしてくれるお助けアイテム
正しい姿勢はわかっていても、急に腹筋や背筋を使うとすぐに疲れて長続きしない方もいるでしょう。特にデスクワークなど座って長時間集中する場合、姿勢ばかり意識するのは難しいですよね。
そんなときは、骨盤の位置を整えてくれるクッションや簡易座椅子を椅子の上に置いて座ると良いでしょう。こういった肩こり解消に役立つお役立ちアイテムも多数販売されています。
あくまで補助的なもので最初は慣れないかもしれませんが、座り姿勢を正すと肩こりが緩和されるのでぜひ試してみてください。
肩こり解消には、日ごろのここ後がけがとっても大事!
以上、肩こりになりやすい姿勢などについて解説しました。
普段の姿勢を意識するだけで、辛い肩こりを緩和する効果も期待できます。肩こりになりやすい姿勢に当てはまったら、今から意識して姿勢を正してみましょう。
毎日姿勢を正すだけで肩こりになりにくくなるので、ぜひ習慣化してみてくださいね。