思いっきり泣いたあとに、脳みそはぼーっとして前向きなことは考えられず、ひどいときには頭が痛い、目は充血、沈んだ気分もなかなか上がらない…。
たくさん泣いた後の頭痛はどうして起きるのでしょうか?その原因は「軽い脱水」と「血管の収縮」にあります。
泣いたあとに頭が痛いのは脱水症状や血管の収縮が原因

泣いた後頭痛がする原因のひとつとして、脱水症状が考えられます。特に長時間泣き続けた際に頭痛が起こると心当たりがある方も多いと思います。
涙によって、体内の水分が外に出ているのに多くの場合、のどが渇いていても気づかない、もしくは冷静に水分補給を行うなど思いつかないシチュエーションが多いですよね。締め付けられるような痛みである場合は、脱水症状のサインです.一時的な脱水症状なので、落ち着いたら、スポーツドリンクや白湯などを飲み、十分に水分補給をしましょう。

また、泣いているときは興奮状態になるので、血管は収縮しています。落ち着いたときに拡張するため、それが原因で偏頭痛が起こると言われています。
その場合は、珈琲やお茶など、カフェインを含む飲み物は血管を収縮する作用があるため、いつものコンディションに戻るのが早くなるでしょう。しかし、同時に利尿作用もあるため、別で水分補給を忘れないようにしましょう。
泣いた後は、リラックスしてリセット
じつは、泣くことで自律神経が交感神経優位から副交感神経優位になっていて気分がリラックスして眠りやすい状態になっています。
泣くことで、心の鎮静作用や、多幸感をもたらす作用がある、脳内の神経伝達物質「エンドルフィン」が活発になります。
また、体は抑制していた感情を解放し、強制的にストレスを発散させてリラックスさせているのです。自律神経のバランスが整えられるため、泣くこと自体は悪いことではなく、むしろたまに泣くのは身体にとっていいこと。無理に活動しようとするのではなく、泣いた後はしっかり水分補給をしてぐっすりと眠ってはいかがでしょうか。
まとめ
泣いた後には、しっかり水分補給をしてぐっすり眠りましょう。そうすれば起きた時は心も頭もすっきり!もし、時間が経ってキンズキンとした拍動性の頭痛がする場合は血管の拡張による頭痛なので刺激を避けて安静にしてくださいね。
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