「最近手首や足首が痛くなる……。」「朝起きたときに関節がこわばる……。」
このような悩みを抱えていませんか?
手首や足首などの関節は身体の骨格の中でも稼働が多い部分。痛みが出ることも珍しくありません。しかし、中には病気が原因となっていることもあるので、早めの対処が必要です。
本記事では、手首足首が痛くなる原因などについて紹介していきます。
つらい手首や足首の痛みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
手首足首が痛い…原因の多くは「関節リウマチ」
手首や足首に痛みが出る原因はさまざまありますが、その中でも特に多いのが「関節リウマチ」です。
関節リウマチはまだ発症の原因が明らかになっていません。しかし医師の間では、免疫が自分を攻撃することで起こるのではないかと言われています。関節に炎症が起こるので激しい痛みや腫れが出て、症状が進行すると関節が変形するのも特徴の1つです。
その他には、以下のような症状が現れることもあります。
- 貧血
- 体重減少
- 結節
- リンパの腫れ
- 倦怠感
- 息切れ
なお、関節リウマチは30代~50代の女性に多発し、朝起きると身体がこわばるような感覚に陥るのが特徴です。
免疫が関わっている病気なので、症状が進行すると歩けなくなったり重篤な合併症を引き起こしたりします。
関節リウマチの治療法や対処法
関節リウマチは主に以下4つの治療法が基本となります。
- 薬物による治療
- 外科手術
- リハビリ
- セルフケア
薬物による治療ではステロイドが用いられます。しかしステロイドで痛みや腫れなどは抑えられても、関節の変形防止には効果がありません。
医師により薬での治療が難しいと判断された場合は、外科手術に切り替えられます。また、関節の機能が著しく低下した際には、人工関節への置き換えが一般的です。
その他にも症状の進行具合や術後の回復具合に合わせて、リハビリやセルフケアも取り入れられます。
その他の原因
手首や足首が痛くなるのは、関節リウマチだけが原因ではありません。
若い方で多いのは腱鞘炎や捻挫で、手首を酷使する機会が多い方に多発します。また、手首を使う職業(美容師やWeb関係職等)の方も、腱鞘炎になることが多いようです。
対して足首が痛くなるのは捻挫やアキレス腱断裂、痛風などさまざまあります。捻挫などは安静にしていると治まることがほとんどですが、アキレス腱断裂や病気が考えられる場合は数日経過しても改善しません。
まとめ:手首足首が痛いときはすぐに病院へ!
手首や足首の痛みは、関節リウマチが最も多い原因です。
関節が変形したりさまざまな合併症を引き起こしたりするので、早めの治療が必要となります。
その他にも考えられる原因はありあす。適切な治療を受けるためにも早めに病院を受診してくださいね。
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