腰痛と睡眠の意外な関係!痛みを軽減する方法も紹介

睡眠と腰痛には密接な関係があり、寝方が悪いと朝起きたときに痛みを伴います。腰痛はひどくなると日常生活に影響を及ぼします。できるだけ、早めに対処しなければなりません。

とはいえ、睡眠時にできる腰痛対策を知らない方も多いでしょう。本記事では腰痛と睡眠の関係と、睡眠時にできる対策について紹介していきます。

朝起きたときの腰痛に悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

足寝起きの腰痛には睡眠が関係している?

起床時の腰痛は、以下が原因となっていることがほとんどです。

  • 寝方が悪い
  • 寝具が合っていない
  • 寝返りが少なく常に一定方向に体重がかかっている

まずは寝方の悪さからくる腰痛です。

次に寝具が合っていないパターン。マットレスが柔らかすぎたり硬すぎたりすることが原因です。

そして寝返りが少ないために、一定方向に体重がかかっていることも。それが原因となり、腰痛が悪化することも少なくありません。病気が原因でなければ、上記に挙げた3つが腰痛を引き起こしていると考えられます。適切な対処をして、腰痛を緩和していきましょう!

腰に負担をかける寝方

腰への負担が大きい寝方は、以下2つが挙げられます。

  • うつ伏せ
  • 仰向けで足を伸ばす

人間の背骨はS字型。うつ伏せになってしまうと腰が反り返った状態に。そのため、腰痛が起こる可能性が高くなってしまうのです。

うつ伏せで寝るのと同様に仰向けで足を伸ばして寝る体勢も腰痛の原因に。

一般的に仰向けは腰痛を起こしにくい体勢と言われています。しかし、足を伸ばすことで体重が腰に集中して痛みが起こる場合もあります。

長時間仰向けの状態が続くと、内蔵や筋肉の重みが腰や臀部(お尻周り)に集中します。血管や神経が圧迫されて、神経痛に発展することも珍しくありません。

なお、反り腰の方も仰向けになると腰が痛くなりやすいです。

【反り腰とは?】

骨盤が前傾して腰が前に反っている状態のこと。内臓の位置が悪い。筋力が低下する。などが原因となり脂肪量が少なくても下腹だけ出ることがあります。

起床時だけでなく普段から腰痛がある方は、寝方にも注意してくださいね。

睡眠時にできる腰痛対策

朝の腰痛を緩和するためには、睡眠時から対策をしなければなりません。

以下を参考に、できるものから取り入れてみてください。

寝方を工夫する仰向けで寝る場合は足が伸び切らないように、膝の下にクションなどを入れ込み、背中の下にタオルを入れて隙間を埋める。基本的には横向きになり、抱き枕やクッションを挟んで寝る
寝具を調整する硬すぎたり柔らかすぎたりするマットレスは腰に負担を与えるため、厚みのある高反発マットレスを使用する。
リラックスしてから寝るリラックス状態(副交感神経系が優位)で寝ると深い眠りに入り、寝返りを打ちやすくなる。最低でも就寝1時間前にはリラックスした状態になれるよう、マッサージをしたりホットミルクを飲んだりして副交感神経系を優位にする。

寝方を意識して腰痛に悩まない生活を手に入れよう

以上、腰痛と睡眠の関係や対策などについて紹介しました。

寝ているときの体勢や寝具は腰痛と密接な関係があります。適切な対策をしなければつらい腰痛はなかなか緩和できません。

今回紹介した対策を取り入れて、快適な朝を迎えてくださいね!

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