「体の節々が痛い…」「階段を上り下りするたびに膝が痛い……。」「肩を上げられなくなった」
男女問わず、このような関節に関わる悩みを抱えている方は非常に多いです。
関節は人間の骨格の中でも特に酷使される部位。欠けたりすり減ったりすることも珍しくありません。加齢が原因になることもあり病気との判別をしにくいのが特徴です。
本記事では節々の痛みと、簡単な対処法についても解説していきます。
「節々が痛い!」関節が痛む数や期間から原因を推測しよう
まず、関節が痛む箇所と期間から原因を推測していきましょう。
関節が痛む箇所・期間 | 推測される原因 |
1箇所・突発的な痛み | 怪我・感染症・痛風 等 |
1箇所・長期間 | 変形関節症 等 |
複数・突発的な痛み | 細菌感染・膠原病初期・関節リウマチ 等 |
複数・長期間 | 線維筋痛症・内分泌疾患・膠原病・関節リウマチ 等 |
突発的な痛みは数日で治まり、長期的な痛みは数ヶ月ほど続く状態を指します。
関節が痛む箇所や期間である程度推測できるので、原因に合った対策ができるでしょう。
とはいえ、医師の診断や検査なしで確かな状態はわかりません。
安易に自己判断をすると取り返しのつかない事態になりかねません。
あくまでも医療機関を受診するまでの目安としてくださいね。
関節痛がある時、できる簡単な対処法

すでに関節に痛みが出ている場合は、以下のような対処法を取り入れてみましょう。
- 関節や身体を温める(痛みが長期間続いているとき)
- 関節を冷やす(突発的な痛みのとき)
- カルシウムやビタミンを摂取する
- 階段を1段ずつ上り下りする
- 杖を使う
- 力が必要な動作をしない(引っ張ったり蓋を開けたり等)
- 市販薬を使う
痛みがあるときは、なるべく動かず安静にしておくのが望ましいです。
どうしても動かなければならないときは、上記のような対処法を試してみましょう。
関節痛を予防する取り組み

関節痛に悩まないためには、日頃からケアや予防への取り組みは欠かせません。具体的にどのようなことに注意して生活をすれば良いのか。以下の表を参照してみてくださいね。
体重のコントロールをする | 過度な体重は膝に負担をかけるので適正体重を維持する |
適度な運動を取り入れる | ウォーキングや足上げなどの軽い運動を取り入れてください |
ストレッチをする | 関節や筋肉を和らげるために就寝前や入浴後にストレッチをしてみましょう |
サイズの合った靴や衣服を身につける | ハイヒールや身体を締め付ける衣服はなるべく避け、運動靴やゆとりのあるものを身につけてください |
姿勢を改善する | 猫背になっていると肩が巻いて腕などにも負担がかかるので背筋を伸ばすよう意識 |
一度にすべて改善するのは難しいので、まずはできることから取り組んでみましょう!
節々が痛いときはすぐに医療機関を受診をしよう
関節の痛みは加齢によっても起こるほか、病気が原因となっていることも多いです。痛みのある箇所や期間から病気の予測はできます。しかし、最終的には医師の診断が欠かせません。
「年齢的なものだから」と安易に自己判断しないようにしましょう。少しでも異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
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