いつからか、人差し指から小指にかけて関節が痛い、特に第一関節の部分がビリビリと痛むといった症状が出ている方、もしかしたらそれ「ヘバーデン結節」と呼ばれる症状かもしれません。関節リウマチと似たような症状のため、リウマチと誤認してしまう人もいますがヘバーデン結節の場合は治療方法なども異なってくるため注意が必要です。この記事では、小指の関節が痛い！という方に向けてヘバーデン結節について解説していきたいと思います。
小指が痛い…ヘバーデン結節ってどんな症状
当症状発見者のヘバーデン氏にちなんで命名されたこのヘバーデン結節。初耳だというひとも多いはずです。基本的には手の人差し指から小指までにかけて第一関節が痛み出す症状です。原因は不明とされており、基本的に治療は薬物治療の他、固定やテーピング処置が施されることが多くなっています。
どういった人に多い？
こちらも原因は不明ですが、40代以上の女性に発生しやすいと言われています。更年期障害など、他の症状が要因となって誘発するケースも。予防するためには手指に過度な負担をかけないようにすることが重要です。もし、関節が痛みだしたら早めに整形外科などに通うことをおすすめします。
関節リウマチの可能性も
手先の関節が痛む場合、ヘバーデン結節の可能性もありますが、もちろん関節リウマチの危険性もあります。どちらにしても素人が判断できるものではありませんので早めに病院に通うようにしましょう。早めから対処できることで重症化のリスクを減らすことができます。
まとめ
急に小指の関節が痛くなった。痛みがなかなかとれずに困っている。そんな症状が起きた人は早めに病院や整骨院など専門家に相談するようにしましょう。特に関節リウマチだった場合、放っておくと重症化するリスクが大きく日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
