あなたのペースでゆっくりと!断食で免疫力アップ?

現代では、美味しい食べ物がたくさんあり、コンビニやスーパーなどでいつでも便利に買い物ができ、飽食の時代と言われています。現代人の病気の多くは過食や偏食などによる生活習慣病です。ファスティング(断食)は、過度は食事の摂取を抑え、消化器官を休めることで病気の改善や予防のための健康法です。また、その他には美肌やダイエット、精神の安定や集中力を高めたりする効果もあります。

「ファスティング」や「断食」と聞くと、「丸一日何も摂取しない辛い健康療法だ」と思われる方もいるかもしれませんが、ファスティング(断食)には様々な方法・やり方があります。その1つとして、初心者の方にも始めやすい、週に1〜2日、一日一食だけ食事を摂る、「一日一食ファスティング」の健康法を紹介します。

一日一食ファスティング(断食)とは

一日一食のファスティング(断食)とは、一日のうち一食だけ普通の食事を摂り、その他は固形の食べ物を摂取せずに水、お茶、酵素ドリンク、酵素ペーストなどで過ごす健康法です。食事と食事の間の約24時間、食べ物を摂取せずに胃腸を休めることにより、疲れた内臓を一定期間休ませることができます。それにより、消化器官が本来の働きを取り戻し、その結果として不調の改善や健康維持の効果があります。

一日一食のファスティング(断食)を週に一回のみ行い、これを4週間続けることで、体の不調が治った、元気になった、という例がたくさんあります。

一日一食ファスティング(断食)の効果・効用

消化に関わる臓器が元気になる

食べ物を摂取すると、私たちの体はそれを消化・分解し、栄養素を吸収したり排出したりし、内臓は常日頃頑張って働いてくれています。ファスティングをすると、働き続けている内臓を休ませることができるので、各消化器官の胃、膵臓、肝臓、小腸、大腸などの本来の働きを取り戻し、正常に機能することができます。

免疫力が高くなる

免疫力は風邪や病気を予防したり直そうとしたりするために必要です。私たちの免疫力の約70%は腸で作られており、腸内細菌と協力し、腸の免疫細胞や病原菌やウイルスから体を守ってくれています。

ファスティングをすることで、腸の働きが活性化し本来の機能を取り戻し、腸を健康に保つことで、免疫力を高めることができます

有害物質が排出される(デトックス)

コンビニ、ファストフード、スーパーなどで手に入れる食べ物の中には食品添加物などの有害物質が含まれているものがあります。代表的な食品添加物として、食べ物が腐ったり菌が繁殖したりすることを防ぐために使われる防腐剤、殺菌剤があり、多くの加工食品に含まれています。これらの添加物は食べ物の雑菌を繁殖させないばかりか、私たちの体内に入ると、腸内細菌までやっつけてしまうので、腸内環境には全く良くありません。

有害物質をできるだけ摂取しない意識することが重要ですが、現代の日本では身近な加工食品には防腐剤、殺菌剤をはじめ様々な食品添加物が使われていることが多く、完全に避けることが難しい場合もあります。

そのため、体内に入った有害物質をできるだけ早く体外に出すことが大切で、それに役立つのがファスティングになります。断食により腸が本来の機能を取り戻し、排泄力が高まるため、体内に蓄積された有害物質を排出することができます。

病気の予防・改善

ファスティングにより、消化器官が本来の機能を取り戻したり、腸内環境が改善したりすることで免疫力が高まることにより、便秘、糖尿病、高血圧、喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、メタボリックシンドローム、脂質異常症、がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、うつ病、統合失調症などの病気の予防や症状の改善に効果があると言われています。

タイトルとURLをコピーしました