肩こりと冷え性の意外な関係

肩こりが万年続いてつらい。そんな人も多いはずです。特に冷え性の人は肩こりになりやすくなっています。肩こりは血流の停滞により起こるもの。冷え性の方は血流が悪くなりやすいのでどうしても肩こりが起きやすくなります。この記事ではそんな肩こりと冷え性について見ていきましょう。

実は様々!肩こりの原因

肩こりといっても原因はそのさまざまです。筋肉的な要因だけではなく、整形、外科、内科、精神科、心療内科、眼科系の病気が関連していることもあります。

例えば、頚椎 (首の骨)の異常が肩こりの原因となることも。かなり稀なケースですが頑固な片方の肩こりが実は肺がんによるものだったなどという事例もあるくらいです。

とはいえ、大抵の肩こりの原因は日常生活などが主な原因。早速その主な原因を見ていきましょう。

パソコンやスマホの作業で肩こりや冷えが!

長時間のパソコンの作業で首から肩、背中に分布する僧帽筋などの筋肉が緊張。その結果、肩こりに悩まされる人がいます。肩だけでなく、首の後ろや背中にも痛みを感じることもあります。

僧帽筋は静脈に弁が少なく血液がうっ滞しやすい構造になっています。座ったままの姿勢でいると肩がこるだけでなく、下半身の血流が滞りやすく、冷えの原因にもなります。

1時間に10分程度は体を動かし簡単なストレッチをしましょう。背筋を伸ばし姿勢を正しく保つことも大切です。また適切な視力の調整も重要で、眼精疲労は単なる眼の疲れだけでなく、ドライアイ、肩こり、頭痛、自律神経の不調の原因になります。

筋肉をつけることが重要。冷えには運動を

運動をして筋肉をつけることも重要です。

筋肉は血流を促すポンプです。特に女性は筋肉が少ないので、足や腰が冷えやすくなります。体を動かすことで筋肉のポンプ作用により血流がよくなり体が温まりやすくなります。

できれば週3回くらいウォーキングなどをしてみるといいでしょう。時間は20分ほどを目安に。最初から1時間など負荷を高くすると続きませんので、徐々にウォーキング量を増やすようにしましょう。運動は気分転換にもなり、ストレスから心と体を開放し自律神経も整います

冷え症を予防する食事と衣類も気をつけて!

冷え症の人の食事は温野菜がおすすめ。にんじん、ごぼうなどの根菜は体を温めてくれます。ほかにしょうが、味噌なども温まります。肉、魚などのたんぱく質も十分とるようにします。

服装にも気をつけておなかを冷やさないようひざ掛けを使い、首や肩にスカーフなどを巻くと効果的です。

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