冷え性がひどい、手足がだるく、全身が疲れやすいなど、むくみ、肩こりがひどいとといったお悩みはありませんか?このような症状の方は、血流不良の可能性があります。血の流れを良くする食べ物を定期的に摂取できれば、そんな悩みもスッキリ解決するかも!
「血行が悪い」という状態で、摂取した栄養分や酸素が隅々までいきわたらず、吐き気や自律神経の乱れなどを引き起こすこともあります。
血行が悪くなる原因はさまざまですが、自覚症状がないケースが多いのも特徴です。症状が進むと動脈硬化や脳梗塞といったの生命に危険を及ぼす病気にまで発展することもあります。
肉類中心の食生活によって、引き起こされるいわゆる「血液ドロドロ」の状態。
デスクワークで運動が不足している、コンビニ食が中心になっているまたは、乱れた食生活を送っていると思う方は要注意!血流を良くするたべものをチェックして、日々の食事に意識的に採り入れていきましょう!
知ってる?「お・さ・か・な・す・き・や・ね」
血液をサラサラにする食べ物として「玉ねぎ」が思い浮かぶ人も多いと思います。
もちろん正解。ですが、血流をよくする食べ物はほかにもたくさんあります。
単一食品を食べ続けるより、栄養面から見てもさまざまな食材を摂取することが重要。それに、飽きずに続けられますよね。
そこで、今回は肥満予防や血管の老化防止にもつながり、血液をサラサラにする作用が期待される語呂合わせ「お・さ・か・な・す・き・や・ね」を紹介します。
普段の食事で「1日1食は魚をメインにしよう」といった目安に。是非覚えてくださいね。
血の流れを良くする食べ物「おさかなすきやね」
●「お」・・・・お茶、オリーブオイル
お茶に含まれるカテキンは抗酸化作用があり、血管の老化を防ぎます。そして、オリーブオイルには悪玉コレステロールの減少する作用も。
●「さ」・・・・魚介類
サバやイワシなど青魚に含まれるDHAやEPAは、血液の凝集を抑え血栓を予防。さらに、貝類に含まれるタウリンというアミノ酸もドロドロ状態を改善する働きも。
●「か」・・・・海藻類
海藻に含まれる水溶性食物繊維アルギン酸が血糖値の上昇を抑制。また、脂肪の吸収を抑える効果も期待できます。
● 「な」・・・・納豆
納豆キナーゼという酵素が含まれ、さらに、血栓を溶かす働きがあります。
● 「す」・・・・酢
酢酸・クエン酸が赤血球の幕を柔らかくし、血中老廃物の排出を促します。さらに、体を柔らかくする作用も。
● 「き」・・・きのこ類
きのこに含まれるβグルカンには、コレステロールを下げる働きがあります。
● 「や」・・・野菜
健康維持に欠かせないビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。なるべく、1日350g以上の摂取を目標にしましょう。
● 「ね」・・・・玉ねぎ、長ねぎ、にんにく など
におい成分アリシンには、血小板凝集を抑制したり血栓予防の作用があります。さらに玉ねぎにはコレステロール沈着を防ぎ細胞の老化を防ぐ働きがあります。
血の流れを良くする食べ物、摂り方と考え方のポイント
血液をサラサラにする食べ物や、健康な血管を保つ食べ物は、動物性脂肪の少ないものが多いです。確かに、たんぱく質は健康な体づくりのために必要な栄養素ですが、納豆や豆腐など豆類や魚、脂質の少ないささみ肉などから摂るようにするといいでしょう。
また、「お・さ・か・な・す・き・や・ね」に見られる食品は、「サバの塩焼き」「野菜の味噌汁」「納豆ご飯」「海藻の酢の物」など、和定食に見られるようなメニューが多くなりやすくなります。ステーキやパスタ、中華などのメニューもいいですが、普段のご飯は和食中心にするなど自分の中でルールを決めるのも一つの手ですね。
血の流れを良くする食べ物をとってバランスの良い食事を
「お・さ・か・な・す・き・や・ね」のごろ合わせ、いかがでしたか?単一食材を食べるより、たくさんの種類の食べ物をバランスよく食べることを心がけましょう。また、血流を良くするには、運動も重要です。是非普段の食事に取り入れて、健康な毎日を送りましょう!