血液をサラサラにするおすすめの食べ物8選
血液をドロドロにする原因に食生活がかかわっていたように、血液をサラサラにするのも何を食べるかが大きく影響します。以下の働きを持つ食べ物をとりましょう。悪玉コレステロールや中性脂肪、糖の増加を抑える酸化を抑える(抗酸化作用)血栓をできにくくする
次からは、これらの働きを持つおすすめの食べ物を8つご紹介。栄養バランスを考えながら、ぜひ日々の献立に加えてみてください。
玉ねぎ
玉ねぎには、抗酸化力を高める作用と、脂質類の吸収を妨げ体外へ排出する働きを持つケルセチンというポリフェノールが含まれています。皮にも多く含まれるので、煮出してお茶にしてもよいでしょう。
また、抗酸化作用を持つアリシン、血栓ができるのを防ぐトリスルフィドも含まれます。
納豆
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素には血栓を溶かす効果があります。
脂質の代謝を促すビタミンB2も豊富で、大豆サポニンには血液中のコレステロールを減らす作用も。
サバ
青背魚の中でもDHA・EPAが特に豊富なサバ。
DHAには血管の弾力性を高めたり、赤血球の柔軟性を高めて毛細血管を血液が通りやすくしたりする働きがあり、EPAには中性脂肪を下げて血栓をつくりにくくし、血流を改善する働きがあります。
DHAとEPAはどちらも酸化しやすいため、缶詰など新鮮なうちに加工されたものを利用するのがおすすめ。
サケ
強力な抗酸化作用で悪玉コレステロールの酸化を抑え、血管のトラブルを予防するアスタキサンチンが豊富に含まれます。
人参・ブロッコリー・菜の花
人参やブロッコリー、菜の花に含まれるβ-カロテンには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防に役立ちます。
β-カロテンは油と一緒にとると吸収率が高まるので、油を使って調理するとよいでしょう。
かぼちゃ
抗酸化作用を持つビタミンEとその働きを高めるビタミンCを一緒に摂取できる野菜です。
人参やブロッコリーと同様にβ-カロテンも豊富。わたや皮にも栄養があるので、できるだけ捨てずに利用しましょう。
海藻
アルギン酸など豊富に含まれた水溶性食物繊維がコレステロールの吸収を妨げ、排出を助けます。
きのこ
コレステロールや血糖の値を下げる食物繊維が豊富。
椎茸にはコレステロール値を下げるエリタデニンが、干し椎茸には血小板の凝縮を抑えて血栓ができるのを防ぐレンチオニンが含まれます。
日常生活にちょっとした意識を!積み重ねでキレイな血液に
日頃のちょっとした意識が血液サラサラの状態を作ってくれます。例えば、屋外でのどが渇いたとき、どうしても清涼飲料水に手が伸びがちですが、そこはちょっとこらえてお水やお茶を飲むようにしましょう。ジュース類よりも少し安いですし家計にもやさしいですね。清涼飲料水に大量に含まれる糖質は血液を逆にドロドロにしてしまう作用があります。注意しましょう。
また、食べ物もなるべく油ものを避け緑黄色野菜類を意識して食べるようにしましょう。健康は1日にしてならず。コツコツとちょっとした意識の積み重ねが健康的な血液を作ってくれます。血液がきれいになれば体も自然と美しくなりますよ。