雨や曇りの日に頭痛がする。これは皆さん、なんとなくイメージが付くでしょう。では、下記はどうでしょうか?
雨や曇りの日に肩こりがひどくなる。
あまりピンとこないかもしれません。でもこれ、最近特に増えている「天気痛」の一つです。雨や曇りの日という風に表現しましたが、晴れの日や雪の日など誰にでも起こりうるこの天気痛。気圧の変化だけでなく、体の不調のサインであるケースも多くなっています。
今回はこの天気痛について考察していきたいと思います。
気圧の関係で肩こりが?天気痛ってなに?

気圧で肩こりがひどくなる。なかなかそんなことありませんよね。でも、天気痛になってしまうとそういったことも頻繁に起きてしまいます。なぜそういったことがおきるのでしょうか?それには、天気痛と関係がある人間の体内に備わった気圧センサーと関係があります。
わたしたち人間は耳の奥にある内耳という部分で気圧を感じ取っています。何かしらの原因によりこの機能が暴走的に働いてしまい、特に体調も悪くないのに天気が変わるだけでだるさがしたり吐き気がしたり、頭痛やひどい肩こりに見舞われる方もいるそうです。
エレベーターで天気痛?
エレベーターに乗って天気痛の症状が出る人もいます。これは、高いところから急に低いところにいく、また逆もしかりですが、高低差のある移動によって気圧が変わり、気圧センサーが敏感に反応してしまうといったものです。エレベーターに乗るとなんだか体調が悪くなるなといった方はこの天気痛を疑ったほうがいいかもしれません。
天気痛を防ぐポイント
ありきたりな話になりますが、天気痛もやはり、不健康な生活を送っている人に起きやすい症状です。
しっかり3食食べる、適度な運動をする、毎日湯船に浸かる、なるべくストレスを溜めないようにするなど、基本的なことをしっかりと徹底するだけでずいぶん天気痛のリスクを減らすことができます。
