朝起きたらおなかがひんやりする
そんなに熱くないお風呂なのに熱く感じる
倦怠感や下痢などが続く
そんな症状がある方はもしかしたら「内臓型冷え性」かもしれません。
以前は体力がない方、痩せ型の方が多くいらっしゃいましたが、食生活の変化により体格がいい人でも内臓型冷え性になっているケースがあります。
なかなか聞き慣れないこの内臓型冷え性。その内容と原因、対策をそれぞれ見ていきましょう。
こんな人は要注意!内臓型冷え性のチェックポイント
●下腹部を触るとひんやりする
●風邪を引くことが多い
●便秘や下痢を頻繁にする
こういった症状に少しでも当てはまる方は要注意かもしれません。手先足先が冷えることで冷え性かもと思う方は多いかもしれませんが、上記症状で自分が冷え性であると自覚される方は少ないはず。
内臓型冷え性という言葉自体もそんなに知名度がありませんので、知らずしらずのうちにこの状態になっていることもあります。
上記の3つのいずれかに当てはまる方はちょっと注意したほうがいいかもしれません。
内臓型冷え性を引き起こす原因
内臓型冷え性を引き起こす原因として主に下記のような項目が挙げられます。
1,冷たい飲み物やアイスを頻繁に飲み食いする
2,甘いものが好き
3.運動不足
4,デスクワーク中心
5,湯船に浸からない
いくつか当てはまるという方も多いはずです。当てはまる項目が多ければ多いほど、隠れ内臓型冷え性の可能性が高くなります。下記のような対策をしてしっかりと改善していきましょう。
内臓型冷え性を改善する方法
基本的なことになりますが、下記の2つがポイントとなります。
ポイント1:適度な運動を取り入れる、湯船に浸かる習慣を作る

内臓も血流が停滞すると冷えの状態が生まれます。そうならないように、しっかりと血流がめぐる体作りをすることがポイントです。毎日の生活の中に、ちょっとした運動を取り入れるようにしましょう。
1日20分ほどのウォーキングでも構いません。ウォーキングをするのが面倒な方は1日5,000歩以上は歩くように意識しましょう。最近はスマートフォンに健康管理アプリなどが備わっている事が多く、万歩計などを新たに買わなくても自分の歩数を把握できます。こうすることで「ちょっと一駅歩こうかな」「車じゃなく、歩いていこうかな」といった意識が生まれやすくなるためおすすめです。

もう一点は湯船に浸かること。お風呂の準備や掃除は確かに大変ですよね…でも、その手間をがんばってお風呂に浸かる習慣をつくることでなにものにも代えがたい健康が手に入りやすくなります。ダイエットにも美容にも冷え性対策にもいいことばかり!長風呂が苦手な方は39度ほどのぬるま湯で試してみましょう。スマホをお風呂に持ち込んで好きなYouTubeやTikTokなどを見るのも◎。
ポイント2:からだがあたたまる生姜をとる

生姜は体をあたためるとっても効果的な食材です。日頃の料理にも使いやすく日持ちもしますし、なにより美味しいので続けやすいですよね。安いものだと、スーパーや100円ショップで売っているしょうがチューブを使うといいでしょう。おろしの状態になっており料理にも使い勝手バツグン!紅茶に入れればジンジャーティーにもなります。サプリメントなどを活用するのもいいですね。
まとめ
あまり知られていない「内臓型冷え性」。もしかしたらあなたもそうなっているかもしれません。
地道な対策で冷えが改善されることも大いにあります。是非試してみてくださいね。