ひどい冷え性に困っている。というひとは多いはずです。特に手先や足先が冷えると、なにもしたくなくなりますし、なんだか気分も落ち込みますよね。でも、具体的にどう冷え性と向き合えば?そんな風に思っているあなたに「自律神経を整える」というご提案。自律神経と冷え性の関係についてみていきましょう。
冷え性の原因は血行不良。血行不良の原因は?
このサイトでは血流や血行の改善をテーマに情報を発信しています。冷え性の原因が血行不良にあることは容易に想像できますよね。血が巡らないと手先足先が冷えやすくなる。これはだれでもわかることです。では、血行不良の原因は?タバコ?運動不足?偏った食生活?色んなことが思い浮かびますが、実は自律神経の乱れが大きな原因となっています。血流の良し悪しは自律神経がつかさどっています。「いますぐ全身の血の流れを止めて!」と言われてそれができる人はそうそういないはずですから。血流は意志とは関係なく、自律神経のコントロールのもと稼働しています。
自律神経が乱れる原因は不摂生な生活にあり
自律神経が正常であれば、血流も比較的正常に機能します。一方、自律神経が乱れがちな人は血流が乱れ冷え性にもなりがち。ということは、自律神経を整えることができれば、万年悩んでいる冷え性とも決別できるかもしれません。
ちなみに、自律神経を乱れさせる要素は下記のようなものが挙げられます。
- ストレスを感じやすい
- 全く運動をしない
- 野菜や豆類をほとんど食べない
- タバコを吸う
- 深酒を良くする
- 湯船に浸からない
基本的なことではありますが、これら積み重ねが知らずしらずのうちに自律神経を見出し、血流を阻害。冷え性を引き起こし、体の不調に繋がります。
冷え性の改善には自律神経を整えること
では、自律神経を整えるにはどうしたらいいでしょうか?改善する方法はいくつかありますが、この記事では「適切な入浴」にフォーカスして説明していこうと思います。
仕事や家事、育児。忙しかにかまけてまったく湯船に浸かっていないという人もいることでしょう。生活が欧米化し、入浴はシャワーで済ませるというひとも増えてきているようです。
日本人の入浴スタイルに関して面白い記事を見つけました。是非コチラの記事もご覧ください。
https://chosa.itmedia.co.jp/categories/lifestyle/96943
サッと済むシャワーは特に一人暮らしの若い世代の方に人気。でも、その生活を続けていると若いうちから肩こりがひどくなったりいつもだるい気分になったりと、健康的な生活に影響が出てきます。
日本人は古くから湯船にゆっくりと浸かる文化がありました。これにより、お風呂の温熱効果、低水圧効果、リラックス効果が得られ、人がリラックスるする時に重要な副交感神経がしっかりと働くようになります。しかし、シャワーの場合こうはいきません。しっかり湯船に浸かることが重要です。
まとめ
冷え性と意外な関係がある自律神経について紹介してきました。適度な運動、バランスのとれた食事など、他にもすべきことはたくさんありますが、まずは日頃の入浴方法から見直していきましょう。なにもかもはじめようとしても大変です。毎日ゆったりと浸かる20分のぬるめのお風呂が、あなたの自律神経を整えてくれることでしょう。